「2万2200人という数字はどんな数字だと思いますか?」 こんな問いかけで始まったのが、10月19日の防災教室(「子ども BOUSAI教育 -こうふ-」)です。 情報入手の方法や非常持ち出し品・備蓄品そして連絡方法の確認など、災害時の基本について話 された後、風水害や地震など個別の事例についてお話がありました。 講話に引き続き行ったのが、避難所で使用されるトイレ等の体験です。 コロナ禍のため、代表者だけの体験でしたが、1人用トイレや車椅子用トイレそして授乳用テント やタンカ等の体験を行いました。 「プライバシーが配慮されている」や「狭いと思ったけれど意外に広かった」など、好評価の感想 でしたが、避難所生活が長くなるとこの感想もまた変わってくることでしょう。 本校では10月11日(月)に洪水時の避難確保計画に基づき、水害時の避難訓練を行いました。家屋 流失区域内にある本校は垂直避難ではなく、家屋流失区域外の大里小学校の2階や3階へ避難します。 そのための訓練でしたが、訓練から1週間、今回の防災教室は災害時の行動や備えについてもう一度考 えるよい機会になったと思います。 (左上:講話 右上:トイレ体験 左下:タンカ体験 右下:マット体験) 《参考》 ・河川氾濫の場合、城南中学校の他に南部市民センターも避難所にはなりません。 ・家族の安否や避難先の伝達手段として、NTT災害用伝言ダイヤル「171」があります。 毎月1・15日に体験可能です。